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| トリミング仕様のスーツってウチでも出来る?? |
| 日毎に寒さが身に凍みてくるようになりました。いよいよ本格的な冬将軍の到来ですね〜。 寒〜い時期はついつい出不精になってしまいがちですが、この時期は街のイルミネーションがとても幻想的で綺麗ですし、空気が冷たく澄んだ夜空には冬の星座が綺麗に見えたりなんかして、寒い時期ならではのロマンティックな雰囲気を味わうのもなかなか良いものです。 さて、そんな冬のロマンティックなムードさえも一気に高まるこの時期は、秋冬の大本命素材、ツィードでスーツを作られたお客さまをご紹介したいと思います。 ご登場いただくのは、、、 |
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Yさんのご職業はWebデザイナーで、ホームページやイラストDTPなどを主にデザインされていらっしゃるのですが、実はレディースサイトの全体のデザインを始め、生地サイトの方でも色々とお世話になっている業者さんでもあります。 昨年秋のリニューアルでレディースサイトもすっかりあか抜けた雰囲気になりましたが、これもひとえにYさんのお陰と言っても過言ではありません。 Yさんの持ち前のセンスや力強いアドバイスがあってからこそ、ここまでの物を作り上げることができたも同然で、今でもYさんには色々な無理難題を聞いてもらったりと、本当にお世話になっている方なんです。 そんな感じで、Yさんとはここ2年ぐらいお仕事で何かと付き合いがあったのですが、実はYさんと私が偶然にも同い年と言うこともあって、プライベートな事などでも結構気軽にお話しできるような仲になるまでにはそう時間がかかりませんでした。 そんなYさんと私の間では、知り合った当初からある秘かな野望というか計画がありまして、、、 それは... 『 私(Yさん)が見事ダイエットに成功して理想の体型を手に入れたら、その時は私のスーツを作って!!』 という約束だったのですが、その約束の時が遂に訪れたという訳なんです。 普段はYさんから見て私がクライアントという立場ですが、今回はその逆で私がYさんにご満足いただけるような品を提供する側。 普段はクライアントという立場を利用して色んな注文を投げかける私ですが、(冗談です、そんなに横柄ではありません。。。よね?Yさん?)はたして私はYさんのようにプロとしての仕事をちゃんとやり遂げられるのでしょうか?ふ〜ちょっとだけ不安です。 なぜ不安かって??それはYさんがとことん女性の美を追究する方だからなんです。 女性にとっての美を追求するためには、どんな努力も惜しまない、モデル並のプロ根性をお持ちの方で、例えばこんな感じで、、、 ◆口コミで良いと評判のことは何だってトライ! ◆下着はオーダーメイドで、ご自身のサイズは頭のてっぺんから足の先まで全て知り尽くしているのはむしろ当たり前! と、こんな感じで美を追究することに命を懸けていると言ってもいいぐらいの、女性の美のスペシャリストなんです。 。。。ねっ?これだけでもかなり手強そうだと思いませんか?? |
| ▼▼▼ 。。。と、Yさんからご注文を頂いた経緯はこのような感じです。 ▼▼▼ |
| そして、10月末の土曜日にYさんがご家族総出でご来店されました。 待ちくたびれているご主人やお子さんそっちのけで、私達は生地やデザインのことで「あ〜でもない、こ〜でもない」とハナシに夢中になっていましたが、肝心のオーダー内容はどんな感じだったかというと、、、 「Yさんはご職業柄、当店のサイトのことはもちろん知り尽くしている訳だし、それにオーダー事情についても他の方達に比べると結構知って頂けているに違いない。。。」 と言う私の甘〜い考えを一瞬にして蹴散らすぐらいの、これがなかなか無理難題の多い内容でした。 「おいおい、Yさんコレって日頃の私に対する仕返し??勘弁してよ〜」 と、思わず泣き言の一つもこぼしたくなるような無理難題の多いその内容はというと、、、
と、こんな感じでしたが、ジャケットのレザーのトリミングは今までも受けたことがありませんし、それにパンツやスカートのリボンやレースにしたって、スーツをメインとするイージーオーダーの縫製工場ではとてもじゃないけどできそうにありません。 「う〜弱ったな。。。」 『Yさん、大変申し訳ないのですがどの仕様もあいにくウチではお受けできそうにないんですよ、、、』 と、一度はお断りしたものの、せっかくこんな風にイメージを膨らませながらされて楽しみにされていたはずだし、、、う〜ん、、、何とかしてあげたいのはやまやまなんだけど。。。 と、このように色々と悩んだ挙げ句、私はある大きな賭けに出てみることにしました。 トリミングのジャケットに一度チャレンジしてみようと、、、。 |
。。。など、色々な問題点を抱えているのですが、『 そこをなんとかお願い!!』と工場へ説得し続けること数十分、何とか引き受けてもらえることになりました。 「よっしゃ!!これで何とか大丈夫そうだ!」とホッと一安心したところで、Yさんには「トリミングジャケット何とか大丈夫そうです」というご案内をしました。 (それにしても、先月のリボンジャケットといい、最近は工場にも無理ばっかりお願いしているのでちょっと悪いかなぁ、、、) 。。。と、このように最初から大きな難題を抱えてしまったYさんのオーダーですが、最終的には以下のようなデザインに決まりました。 |
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![]() <ジャケット> ● シングルテーラード1つボタン ● 腰ポケット・・・フタツキでハッキング(ナナメ) ● 袖・・・3つボタンで本切羽、折返し仕様 >>> 最近特に人気のこの袖の折返し付きですが、袖を折り返した状態でも裏地が表から覗かないように、袖の表部分の見返し(ヘム)を深くとっているのです。 とっても機能的な本切羽にファッション性がアップしたこちらの折り返し仕様、人気があるのも当然ですね。 ● 裏地・・・総裏でキュプラのワイン |
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ボタン・・・バスケット型の革ボタン 黒>>> トリミングで使用する黒のレザーに合わせたコーディネートですが、丸くてころんとした形状はどことなくクラシカルな雰囲気ですね。 ● 衿〜前身頃、腰ポケット玉縁 袖口に、ブラックレザーのトリミング(パイピング) (これが一番のポイントです。) |
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| さてさて、当のお客さまはなかなか手強いYさんですし、それに勢いでWebにも出してしまったしで、こうなったらもう後には戻れないですね〜。 『 あ〜神様、仏様、工場長を始めとする工場の皆様〜どうかこのジャケットを成功させて下さ〜い!!! 』 と、叫んでみたところで、今月のいらっしゃ〜いはここまでです。 それでは、皆さんも次回の「ありがとう!」をどうぞお楽しみに〜。 |
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